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埼玉県商業教育研究会 経営情報部会にて講演しました

11月15日(水)に川越市立川越高等学校で実施された「埼玉県商業教育研究会 経営情報部会」に参加しました。この部会は、埼玉県内の商業高校や公立・私立高校の商業科の中で情報教育を担当されている先生方の知識の習得や技術の向上を目的とした会合です。当日の部会では、市立川越高校で午後に行われていた情報やプログラミングの授業見学や授業担当の先生を交えた授業研究、講演などが行われました。今回、部会の中で行われる講演のご依頼をいただき、「エクセルで学ぶビジネスデータ分析」と題して1時間ほどお話をさせていただきました。

講演では、ビジネス統計スペシャリストを軸に、「データ分析を学ぶ必要性」や「授業で活用できるデータ分析事例」についてお話し、資格の詳細や企業・教育機関の採用事例を含めご紹介させていただきました。先生方からは、「これからの商業科の学びの中にも、ITやデータ分析といった知識やスキルが必要になってくると思うので、参考になりました」「カリキュラムで目標としている学習を終えたあとの追加学習の内容として検討したい」といったご意見もいただくことができました。また、弊社YouTubeチャンネル「Odysseymedia」で統計やデータ分析の動画を多数アップしていることも紹介したところ、「すでに授業のネタとして活用している」という先生もいらっしゃいました。非常にありがたいご意見を複数いただくことができました。

今回の講演準備にあたり、商業高校で使用している情報の教科書も見せていただきました。ネットワークの知識に関することや表計算ソフトやデータベースソフトの活用、マクロ機能を用いたシステム開発など、これからの情報化社会に必要な知識や実践力がビジネスの視点を絡めながら学べる内容でした。データ分析に関わる部分では、相関分析や回帰分析、ソルバーを使用した最適化問題などビジネス統計スペシャリストと重なる部分も多かった印象です。こういった内容は商業科だけでなく、普通科の高校生も情報の授業の中で学んでいます。今の高校生たちが、ITリテラシーやデータ活用スキルをスタンダードに身に着け、これからの社会で活用していくことを目指しているのだなと感じる内容でした。

今回の講演では、とても貴重な経験を積むことができました。このような機会を設けていただいた先生方に感謝いたします。それと同時に、こういった機会を通して、データ分析の必要性や面白さを先生方や生徒・学生の皆さまに届けていくことができたらいいなと思いました。私どもでお役に立てることがありましたらぜひお問合せをいただけたらと思います。

(K)