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高等学校での「情報」授業実態とは?

先日、都内の女子大学で「MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)集中対策講座」のガイダンスをおこない、2年生を中心に、約30名の学生にご参加いただきました。

ガイダンスはパワーポイントで作成した資料をプロジェクターに投影しながら説明する形式。
どの学生も熱心に耳を傾けてくれ、ガイダンスは無事終了となりました。

「あの、すごく初歩的な質問なのですが、パワーポイントって何ですか?」
ガイダンス終了後に、1年生だという学生から受けた質問に思わず絶句。
話を伺うと、高等学校で情報授業はあったものの、座学のみで、オフィス操作を学ぶ機会はなかったそうです。

彼女は続けて、
「キーボートも人差し指で一つずつ打っているのですが、講座についていけますか?」と質問。

「対策講座ではキータッチから指導していきますので、安心してお申込みしてください」と回答しましたが、
高等学校でおこなわれている「情報」授業の実態を垣間見た瞬間でした。

「高校でExcelはある程度習得しているので、Excelエキスパート(上級)を受講したい」という学生もいますので、学校により授業内容は異なるでしょうし、個々人の情報への関心度合いにもよるものとは思いますが「授業として設けているものの、情報を教えられる教師やPC設備が不足している」、「進学や他教科の指導で手一杯だ」などのお話を、高等学校で「情報」の授業に携わっている先生から伺ったことがあります。

営業スタッフブログでも何度かお伝えしていますが、
「近年スマートフォンの普及により、タイピングができない学生がいる」、「WordやExcelなどを使いこなせない学生が増えている」という声を、大学を訪問しているとよく耳にします。
「キーボード入力よりフリック入力の方が速い」と携帯端末でデータ入力をし、レポート作成をしている学生もいるとか。

そのような学生は一握りかもしれませんが、学生が社会人になった時には必要最低限のタイピングやオフィス
ソフトの使い方をしっかり習得していく必要があります。
比較的時間に余裕のある学生のうちに、PCスキルを習得されることをお勧めします!

(YK)

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