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PCスキルアップからはじめる働き方改革②
–VBAエキスパートの活用–

突然ですが、皆さまはVBAをご存知でしょうか。
肌感覚ではありますが、最近、VBAエキスパートのお問い合せが増えているように感じます。お問い合わせいただいた方に理由をお聞きすると、業務効率化の施策を理由にされる方が多いです。

VBAは、Visual Basic for Applicationsの略で、ExcelやAccessなどのMicrosoft Office製品に搭載されているプログラミング言語のことをいいます。VBAを使うことで、ExcelやAccessを自在に制御することが可能になるので、ルーティンワークの自動化や大量データの一括処理、または業務システムの開発などができます。ExcelやAccessには、VBE(Visual Basic Editor)というVBAの編集ツールが搭載されているので、ExcelやAccessがインストールされているパソコンがあれば、特に新しい環境を準備する必要がなく(=初期投資なしで)始められる取組みやすさもあります。

「プログラミング」という単語で、抵抗感がある方もいらっしゃる方は、簡単な処理でしたら、Excelの「マクロの記録」から試していただくとよいかもしれません。マクロは、アプリの操作を登録し、必要な時に自動的に実行できる機能で、Excelでは、ワークシート上で実行した操作をそのままマクロとして記録できます。また、記録した操作は自動的にVBAに変換されるため、VBAの知識がなくても簡単にマクロを作成することができます。
(ただし、どういう操作を自動化したいか、というところは自分で考えなくてはいけません)
私がVBAに興味をもったのは「マクロの記録」からでした。実行ボタンを押すと一気に集計結果が出てきた感動を今でも覚えています。発見・感動には中毒性があるのか、こういうこともやってみたい、ああいうことはできるかな、などと思っていた時に、VBAエキスパート(試験)に出会いました。

とはいえ、まだVBAってハードル高そうという方には、武藤玄さん著『ストーリーで学ぶ Excel VBAと業務改善のポイントがわかる本』がオススメです。本のタイトル通りストーリー仕立てで、VBAを使った業務改善に取り組む様子が書かれているので、VBAでどんなことができるのか、どのような業務改善ができるのかをイメージしていただきやすいのではないかと思います。

(I)

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