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資格試験 活用事例

株式会社ビイワイエス IC3

業務遂行に必要な知識習得に加え、社員のモチベーションを醸成するツールとしてIC3を活用

実績や経験が重視されるIT業界に身をおきながら、未経験者採用に非常に積極的な株式会社ビイワイエス。同社の事業領域は、ソフト開発やシステムコンサルティングなど幅広く、業務遂行に必要な基礎知識も多岐にわたります。
そうしたなか、ビイワイエスは新入社員にIC3の資格取得を義務づけ、受験勉強を通じてITの基礎知識を習得させる教育制度を2004年に導入しました。

IC3を導入された経緯を教えてください。

IT業界は変化のスピードが速い業界ですから、そこで働くエンジニアには、常に最新の情報や技術をキャッチアップしていくことが求められます。ただ、経験豊富な人材ほど新しい技術に対する抵抗感が強いことも事実。そうしたこともあって、弊社では未経験者を積極的に採用し、社内の教育カリキュラムなどを通じて、一からエンジニアを育成しています。
とはいえ、「CPUとは何か」「ハードとは何か」といった基本的な事柄から社内研修で教えていたのでは、時間も手間もかかり過ぎてしまいます。
そこで、2004年度から未経験の新入社員に対して、入社後1年以内のIC3取得を義務づけました。導入から2年経過した現在では、ほとんどの社員が合格しています。

さまざまな資格の中で、なぜIC3を選ばれたのですか。

小野恵里佐さん

IC3の優れた点は、ITに関する基本的な情報がバランス良く、それもほぼ完璧に網羅されていることです。SEやネットワークエンジニアを目指す場合も、基礎を体系的に理解しておくことで、実際の現場で役立つことも多いですし、代表的なアプリケーション操作を習得しておくことで業務のムダを軽減することにもつながります。この仕事に携わる人間には、IT分野のプロとして専門性も大切ですが、その専門性を仕事で発揮するためにも、“バランスの良い知識”というものも必要なんです。その点IC3は、汎用性の高いIT知識の基本を偏りなく身につけることができるので、とても重宝しています。

ITの基礎知識を習得できること以外に、IC3を導入するメリットは何かありますか。

競争の激しいIT業界のなかで、市場価値の高い一人前のエンジニアとして認められるようになるまでには、いくつもの“壁”を突破していくことが求められます。未経験者にとっては、このIC3の取得が最初の壁と言えるかもしれません。確かに、業務やその他諸々の事柄を習得しながらの3科目取得なので、容易ではないでしょう。しかし、そうした状況のなかで勉強の仕方を自ら工夫したり、合格時の達成感を味わってもらうのも重要なことです。その意味では、IC3はITエンジニアとしての心構えやモチベーションを醸成するツールとしての役割も果たしていると思います。

ビジネスの面や、社員のキャリアアップの面での効果はいかがでしょう。

ITの基本的スキルを問うIC3を取得していると、『基礎ができているのなら』ということで新規に仕事を依頼されるケースも少なくありません。なかには、『経験が少なくても基礎がしっかりしている人なら、仕事を通じて当社で育てます』と仰ってくださるクライアント様もいらっしゃるほどです。やはり資格を持っている人と持っていない人では、その後のキャリアの差にも通じていくようですね。IC3を通じて偏りのないスキルを身につけるということは、自分自身にとって“なりたい人材像”の選択肢を増やすことに他なりません。受講した社員がそれを理解できるようになることも、IC3のメリットの一つといえるかもしれませんね。

※掲載内容は、取材時のものです。

【取材ご協力】

株式会社ビイワイエス
所在地:東京都台東区台東1丁目10番地6号 秋葉原サワビル9階
社員数:35名

2003年4月に設立。主な業務内容は、コンピュータソフトの開発・販売、コンピュータシステムに関するコンサルテーション、コンピュータシステムにかかわる要員の指導・教育、インターネット技術の提供・販売、コンピュータシステム技術要員の提供など。社員の大半が女性で、“女性ならでは”のシステムサービスを追求している。

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