ビジネス統計スペシャリスト 受験体験記

コクー株式会社

労働人口減による人手不足を「人財」×「デジタル」で解決し、企業の成長・発展ならびにより良い社会に貢献することを目的に「ITインフラ事業」、「EXCEL女子事業」、「デジタルマーケティング事業」、「RPA事業」、「REALVOICE事業」の5つの事業を展開しているコクー株式会社。
今回、EXCEL女子事業本部の5名の方に、エクセル分析ベーシックを体験受験していただき、受験のきっかけから受験後の変化や感想まで率直でリアルな受験者目線のお話をうかがいました。

受講者様の声

ご協力いただいたEXCEL女子事業本部の皆さん。左から、伊藤 早誉さん、藤原 汀さん、佐々木 玲奈さん、吉岡 萌さん、竹迫 小百合さん

学習~ご受験をされた皆さまの声を紹介いたします

受講者様の声

業務に限らず、日常生活の中で、情報を見る視点が変わったのは大きいです
伊藤 早誉さん

Q1:受験しようと思ったきっかけを教えてください

経理事務をやっているので、売上数値データを扱うことが多いです。あるがままの数字を報告するのですが、数字の羅列を見ていて「この数字から何か意味を汲み取ることができたら、もっといいだろうな」と漠然と思っていました。数字に意味を持たせるには「統計」なのかな、となんとなく思っていたのですが、ハードルが高そうで。そんな時に今回のお話をいただき、普段使っているExcel®で統計のやり方も学べるのであれば、ちょっとハードルが下がるかなと思ったのが体験受験に応募したきっかけです。

Q2:受験の前後で変わったこと、受験した感想はいかがですか?

良かったなと思うのは、まずは1つ資格が増えたこと。自分の自信につながったということがあります。まだ分析自体をしていないので、この機能が役立ったといったことはないですが、今後、「やってよ」と言われたときに対応できる引き出しが増えたこと。何も手を加えていないローデータから分析するまでの一連の流れを体系立てて学べたのはとても良かったなと思っています。
あと、日常生活でもいろんな情報があふれているんですけど、それを気にかけてみるようになりました。今まで天気予報の気温はただの情報でしかなかったのですが、テキストに気温と売上を例にした相関の項目があって、昨日はどうだったんだろう、昨年はどうだったんだろうと見方が変わって。業務に限らず、日常生活の中で、情報を見る視点が変わったのは大きいです。

受験者の声

質問の仕方が変わった瞬間に、職場の方には「何かやっていた?」と聞かれました
藤原 汀さん

Q1:受験しようと思ったきっかけを教えてください

常駐先で、数字を見て何がどうなっているのかをきちんとわからないといけないのですが、土木情報学を卒業されている方々のなかで飛び交う言葉が、なんの言葉かわからないことがありました。土木分野の専門用語もそうですし、分析関係の言葉も。さらに、グラフを見たことはあるけど、これは何に使うの?自分で活用するにはどうしたらいいの?という具合で。理解が甘いまま入っているので、どうやって勉強していこうかと考えたときに思いついたのが統計検定でした。3級を調べたら、すごく理論的なことがたくさん書いてあって、大丈夫かなと不安になってしまったんです。そんな時に、今回のお話をいただいて。「エクセルを使って統計を学ぼう」だったので、EXCEL女子に所属してExcel研修を受けた時に、関数という便利なものがあるなぁと。Excelなら使いながら覚えられるなと思い、操作をしながら学べるのがとてもよさそうだったので、やってみようと思いました。

Q2:受験の前後で変わったこと、受験した感想はいかがですか?

学習を通じて、最頻値や中央値、外れ値という言葉や意味をわかるようになったので、データを見たときに具体的な質問ができるようになり、自分のなかで身についていることを実感しています。ダッシュボードを見て「わからない」のかが「わからない」だったのが、「たぶんこことここが外れ値だと思うんですけれど、この認識で合っていますか」と質問の仕方が変わった瞬間に、職場の方に「何かやっていた?」と聞かれました。
ビジネス統計スペシャリストを取得したことを話したら「あ、なるほど。じゃあちょっとデータ分析やってみる?」と言ってもらえ、いまはR(アール)※の勉強をはじめています。分析でさらに難しいところなので、まだそこに直結するところまではいってないですが、意欲があることを認めてもらえたなって感じたのと、新たなお仕事をもらえる良いきっかけにもなったと思います。
業務でもっと追求していろいろやっていきたいのと同時に、もっと自分が活用していくことを考えた時に、一番身近にあったのがX(旧・Twitter)のインプレッション数。同じ記事を書いているのにインプレッション数が伸びている人とそうでない人の違いが気になり、その人の魅力って何だろうと「いいね」と「リプライ」を見てどんどん深掘りしていく。そういう楽しみ方というか、数字に慣れる、仲良くなれるきっかけてとして、業務に使うかどうかだけでなく、たくさんのデータをいろんなふうに見られるよ、というよう気づきになるんじゃないかなと。どのジャンルのお仕事にも直結してくる「数字」の取っ掛かりの一つとして使っていただけるのではと思いました。
※R=統計解析向けのプログラミング言語

受験者の声

ひとつのデータをいろんな切り口から見ていくのは、特にビジネスでは重要なことだなと思います
佐々木 玲奈さん

Q1:受験しようと思ったきっかけを教えてください

この会社に入るまで、一切Excelを触ったことがありませんでした。完全未経験で、結構数字が苦手タイプです。今回、体験受験の募集があったときは、まだ入社したばかりでMOSを一つも持っていなかったのですが、これは挑戦したいなと思い手を挙げました。正直すごく難しかったです。

Q2:受験の前後で変わったこと、受験した感想はいかがですか?

いまの現場ではあまりExcelは使っていませんが、統計的な考え方というか、ひとつのデータをいろいろな切り口から見ていくのは、生きていくうえですごく重要なことだなと思います。特にビジネスでは。
私は、監査対応をする部署にいるので、「どうしてこのデータを持ってきたんですか?」「どうしてこれを選んだんですか?」というような質疑も結構あります。その時に「これはこうだからです」という簡単な答えだけでなく「こういう見方をするとこのように捉えられますが、どうですか?」というように対応できるようになったので、そういう意味でお奨めです。自分がすごく知識が高いわけではないので難しかったのですが、特にMOSのExcelを持っている人にとっては、高すぎず低すぎず、とても良い資格だなと思いました。

受験者の声

今の自分のスキルに今回学んだ知識が合わさったことで、自分の強みがプラスに
吉岡 萌さん

Q1:受験しようと思ったきっかけを教えてください

現場でパワーBIを使用しています。BIを使ってレポートの作成はできるのですが、分析が苦手で。上長にデータをもらった時に、まず「これをどう分析すればよいかを自分で考えてレポートに起こしてください」と言われ、「分析ってなんだ」からはじまって、どうしようと思っていたところに、ちょうどこの体験受験の話が来たんです。分析の基礎としてはすごく良いんじゃないかなと思ったのと、現場で一緒の先輩からも「おすすめだよ、とりあえず受けてみればいいんじゃない」と言われて勉強したのがきっかけでした。

Q2:受験の前後で変わったこと、受験した感想はいかがですか?

受験の目的は、BIにする前のデータの分析を、自分の頭のなかで想像できるようになりたいということだったのですが、実際には業務で使っている分析の内容と、エクセル分析ベーシックの試験範囲がちょっと違うので、業務に直結してすぐに役立つという感じではなかったです。それでも、いまの自分のスキルに、今回学んだ知識が合わさったことで、自分の強みがプラスになったのは良かったと思います。

受験者の声

お客様に「この目線からみたら、こことここで提案できますよ」と的確にお伝えしたい
竹迫 小百合さん

Q1:受験しようと思ったきっかけを教えてください

会社からお祝い金が出る資格一覧にビジネス統計スペシャリストがあったのと、周りでも受けている方が多かったんです。あとは、業務でも3、4年くらいBIをやっているので、BIツール、分析する系の資格には、もともと興味があり、タイミングもよかったので体験受験に応募しました。
以前は、BIを使うユーザ-側でしたが、いま、BIツールのサービスを提供する会社でカスタマーサクセスに所属しています。導入したお客様がそのツールが使いこなせるようにするためのお手伝いをしていますが、自分が統計や分析の知識を持つことで、お客様に「こういう目線でみると、こことここで提案できますよ」という感じで、的確にお伝えできたらいいなと思ったんです。

Q2:受験の前後で変わったこと、受験した感想はいかがですか?

業務ですぐに使ったり役立ったということは特にないのですが、自分のなかでノルマ達成というか1個終わったという達成感があります。今のところ仕事で使う場面はないですけれど、データクレンジングをしているとき、明らかに数字がおかしい場合、お客様に問い合せをすることがあるのですが、その時に、グラフで外れ値を見せて提案するのもいいかなと思いました。
あとは、EXCEL女子で年2回テストがあるので、集計の時に平均値や中央値などを活用できそうです。

受験者の声

今回、自主学習したEXCEL女子の皆さんに、「公式テキスト」「動画」「Web模擬テスト」のうち何を使って学習したのかをお聞きしました。

●隙間時間のコツコツ学習にはテキストが最適

  • 目次やページを眺めて、まず全体の分量を把握できるのがよい。育児中で時間のやりくりが必要なので、いつまでにどこまで終わっていれば最後に焦らないですみそうだなと想定できる
  • 模擬問題でわからなかったところをテキストに付箋をつけた

●テキストをとにかく読み込んで動画で再確認

  • テキストを読み込むタイプなので、最初はさらっと読んで、わからないところは重点的に読んで、演習問題は全部やって。最後に動画を見たが、動画の解説がわかりやすかったので、先に動画を見ても良かった

●まずは動画で学習スタート

  • 動画はスタートボタンを押せば進むので、気持ちが乗らない日でもなんとか学習を進められた
  • 動画を流して、一緒にExcelを操作してみることで理解が深まるのが良かった

●模擬問題をフル活用

  • 何度もチャレンジできるのが良い。テキストを見ながら模擬問題を解いてみて、その後はテキストなしで自力で解いて理解の度合いを確認した
  • まず模擬問題を解きまくる。間違えたところをテキストで重点的に確認した
  • 先に動画で1章を見て、わからなくてもまず最後まで模擬問題を解いた。最初の頃、後半は×ばかりでも、わからないところがはっきりするので、そこを重点的に勉強した

●試験の前の総仕上げはやっぱり模擬問題

  • 学習期間の前半にテキストで理解を深め、後半には模擬問題でテスト形式に慣れるようにした
  • 実際に模擬問題を解いてみると、意外と試験時間が足りないことがわかり焦った。模擬問題で時間配分を確認できて良かった
  • 受験日が近くなったら模擬問題を繰り返し解いて弱いところをつぶしこんでいった

~「受験体験」 弊社担当者コメント ~

常に、アンテナを張って、前向きにチャレンジを続けるEXCEL女子の選抜メンバーの皆さん。はじめは控えめにお話されていましたが、自分をしっかり持っていて目標に向かって最後まで取り組む強さも感じました。
身近なデータを自分なりの視点で分析したり、今の業務にすぐには直結しないかもしれないけれど、こういう使い方だったら活用できるかなと考えたり、今の自分のスキルと学んだスキルを合わせれば今後の自分の武器になるから、次につなげていくんだという姿勢は、スキルアップ・リスキリングを目指す方に、刺激になるお話だったのではないでしょうか。

コクー株式会社

「デジタルの力でダイバーシティ&インクルージョンがあたりまえの社会を創る」というパーパスを掲げ、そのステップ1として、すべての女性が様々なライフステージにおいて手に職をつけてイキイキ働ける社会をつくるために、日々挑戦をし、女性活躍推進企業No.1を目指しています。
また、長期経営計画「VISION2030」においては「ダイバーシティ&インクルージョン」「地方創生」「業務提携」を重点テーマとして取り組み、『DX人財輩出企業 No.1~日本の生産性向上を実現し、誰もがイキイキ働ける社会をつくる~』を実現してまいります。

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※掲載内容は、2024年1月取材時のものです。