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リスキリングを成功させるために

大きな社会変化によって、必要な仕事やスキルが変化していくなか、新たな分野の仕事に取り組むことや、今の仕事を新しい技術や知識を用いて進化させていくために「リスキリング(再教育)」が重要であることは、今や多くの社会人の方、企業の人事担当者の方はご存知かと思います。

当社は、日本リスキリングコンソーシアム、日経リスキリングコンソーシアムに会員として参画しています。
この2つの会合で皆さんの議論をお聞きして、日本企業においてリスキリングが思うように進まない理由として、以下がよく挙がっている印象を持っています。

  1. 学ぶ意欲がない状態の人に学びを押し付けている
  2. 学んだことが実際の仕事内容にどう活かされるかがデザインできていない
  3. 予算がない・時間がない

「現業で忙しくて学ぶ時間がない」と困る社員に、「それなら徹夜で勉強しましょう」と言っても、多分勉強はできないと思われます。ドイツで働く友人から聞きましたが、ドイツでは労働時間を貯蓄する制度があり、残業時間を貯蓄してまとめて休暇に充てたり、リスキリングに時間を使ったりするそうです。
ドイツのような仕組みまで組めなくても、リスキリングを推進するためには人事制度との連動が不可欠です。
リスキリングを成功させるためには、

  • 経営課題に合わせた学びの内容の選定
  • 社員のスキルの把握
  • 学習環境を整える
  • 実践の場を設ける(学んだ内容を活かす仕事を任せる)

の1つ1つについて検討が必要であり、成果を出すためにすべきことは、組織ごと、社員ごとに異なるはずです。

弊社では、IT分野、データサイエンス分野を中心に、リスキリングに適した資格を多数取り扱っており、自学習で進められる学習コンテンツを用意しております。ここ数年、データサイエンス分野でのリスキリングであれば、「ビジネス統計スペシャリスト」が取り扱い資格の中では最も好評です。

これまでも多くの人事部門や研修担当の方からのご相談を受け、リスキリングに向けて提案をしてまいりました。何から進めるべきなのか、お悩みのようでしたら、ぜひお問合せください。

(Y)