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大学入学共通テストからみる高校生のデータサイエンス教育について

2026/02/04

情報教育

2026年1月17日、18日で大学入学共通テストが実施されました。受験生の皆さま、ひとまずお疲れ様でした。
昨年度から新教科として「情報Ⅰ」が追加され、今年が2年目となりました。昨年は初年度ということもあり、平均点は他教科と比べて高めでしたが、今年度は昨年と比較して「難化」と分析している予備校が多かったです。実際、私も問題を見てみましたが、単なる情報の知識だけでなく、日常生活と結び付けて思考する問題が多かったように感じました。情報Ⅰで学んだことを、日頃どれだけ意識して世の中を見ているかといった点が大切なのかなと思います。
さて、「情報Ⅰ」の試験の大問4は昨年と同様、データの利活用に関する問題でした。表やグラフからデータの特徴を読み解くだけでなく、『散布図』、『相関係数』、『回帰分析』を用いた分析の理解も求められています。また、独立行政法人大学入試センターが公表している中間集計では、情報Ⅰの受験者数は約11万人となっており、英語(約20万人)、国語(約19万人)、数学(Ⅰ・Aが約13万人、Ⅱ・B・Cが約12万人)に次ぐ受験者数です。つまり、多くの高校生にとって情報やデータ分析に関する知識は身につけておきたい力になってきています。
そのような現状がある中で、統計やデータ分析の学びに力を入れる高校も増えてきています。高知県にある高知国際高等学校では、情報Ⅰの授業の中で当社のビジネス統計スペシャリスト(ビジ統)を活用し、高校生のうちからExcelを活用した実践的なデータ分析を学んでいます。また、東京にある田園調布学園中等部・高等部では、数学科や情報科が連携して統計・データサイエンス教育に取り組んでおり、共通テストの統計分野の問題に向けた準備や総合型入試のアピール材料として統計検定を活用しています。これからも高校での統計やデータの活用に対する学習は増していくと思っています。
統計検定では「3級」や「4級」、ビジ統の科目では「エクセル分析 一般」が高校生にとって取り組みやすい難易度です。特にビジ統は、公式テキストだけでなく、模擬テスト、動画教材も揃っていますので、演習問題として模擬テストを活用する、テキストの文字や静止画だけではわかりにくい箇所を動画教材で理解する、などの多様な学び方がご提案できます。

(K)