2026/10/28
先日、神奈川県にある「グローバルBiz専門職大学」の平岩賢志学長に大学でのAI教育に関してインタビューを行いました。インタビューの内容は当社サイトで記事を公開しています。
2023年に開学した同校は、知識の習得だけでなく、実際のビジネス現場で活かせる実践力の育成を重視しています。文部科学省の「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」にも認定されており、カリキュラムの中で実践的な生成AIの活用について講義を行っています。そのプログラムの一環として、「生成AIファンデーションズ(Generative AI Foundations)」を1年次の授業内でご活用いただいています。
平岩学長が語った内容で印象的だったのは、「重要なのは『使えばいい』のではなく、『何をAIに任せ、何を人間が考えるのか』を見極めること」という言葉です。
AIはその利便性の高さから急速に普及し、ビジネスだけでなく日常まであらゆる場面で活用され始めています。一方で、何から何までAIに頼ってしまい、自ら思考しなくなるリスクや、AIの回答を鵜呑みにして誤った情報を取り入れてしまうという危険性も潜んでいます。だからこそ、単なる操作方法や利便性を教えるだけではなく、AIとどう向き合い、その効果を最大限に発揮するのかというリテラシーを伝えることが、学生に向けたAI教育において重要なのだと強く感じました。
同校の授業では、AIにただ答えを出させるのではなく、「AIを使う前に自分で考える」「AIの回答と自分の回答を比較して気づきを得る」といったステップを踏み、AIを思考の“壁打ち相手”として活用しています。そして、こうしたAIの活用を通して、クリエイティビティ(創造性)とクリティカルシンキング(批判的思考)を育成することを重視しています。生成AIファンデーションズ(Generative AI Foundations)は、そうした授業での学びの到達度を図る指針としてご活用いただいています。また、学生の中には留学生もいるため、試験の言語を日本語か英語か選択できる点もこの資格試験を活用いただいたポイントの1つでした。
「授業や研修で生成AI活用のリテラシー教育をどう進めるべきか模索している」という教育機関や企業の皆さまにとって、同校の事例は良いヒントになるはずです。具体的な活用ステップや検定活用の詳細は、ぜひインタビュー本編にてご覧ください。
(K)
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