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「『おクジラさま』ふたつの正義の物語」を観て思い出した授業

「おクジラさま」ふたつの正義の物語が公開されています。
弊社オデッセイコミュニケーションズは、映画「おクジラさま」(ふたつの正義の物語)のクラウドファンディングに参加しています。
この映画の監督佐々木芽生さんが弊社の様々なイベントで映画の紹介をしてくださいました。佐々木監督から映画の内容をお聞きした時、どうしても中学生1年の息子と観に行きたいと思いました。自身の意見と異なる意見に接した時にどのように対処していくべきなのか、自分自身が何を大切にして生きているのかなど、様々なことを息子が深く考えるきっかけに「おクジラさま」なるのではないかと期待したからです。

初日に行きたかったのですが、土日はいつも息子が部活動で終日不在。週末に雨が降ることを待ちわびていました。
私の願いが叶い、雨で部活動が中止になったある日曜日に、渋谷ユーロスペースに子供たちを連れて観に行ってきました。

上映が終わり、開口一番に「面白かったよ。本当に観に来てよかった」と中学生の息子が言っていました。和歌山県太地町の皆さんの考えを聞くと「そうかもしれない」、シーシェパード(環境保護団体)の意見を聞くと「それもそうかもしれない」と思ったそうですが、映画の中の登場人物では、和歌山県太地町に生活拠点を置き取材を続け、太地町の皆さんに親しまれた米国人ジャーナリストのジェイ・アラバスター氏に一番共感したそうです。

立場や条件が異なると、目指すもの、考えが異なることは「捕鯨問題」以外でもよくあることではないでしょうか。当たり前のことですが、そのような時はまずはできるだけ事象を俯瞰的に見つめることが心がけています。(心がけてもうまくできないことも多々あります)
私が大学1年の時に履修した「社会情報学概論」という授業で、『「情報」を元に論理的な思考をもって、俯瞰的に事象を見つめることは社会で生きていく上でとても大切である。だから君たちは情報学を学ばなくてはならない。』と教授が説かれていたことを「おクジラさま」を観て思い出しました。大学で沢山の授業を受けましたが、25年以上経った今でも印象に残っている授業の一つです。
「情報」を俯瞰的に見つめるには、「ITリテラシー」や「データ分析」の知識やスキルが必要不可欠です。
「おクジラさま」の次は、IC3、その次はMOSの Excelのテキストを息子に…と思うこの頃です。

(Y)

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