2018/02/21
ここ1年ほどの間で、新聞などのメディアで目にしない日はない「働き方改革」という言葉。
働き方の抜本的な改革を行い、企業文化や社会風土も含めて変えようとする政府主導の施策で、具体策の1つに「長時間労働の是正」があげられています。
以前からも長時間労働は問題視されてきましたが、ここにきて企業側も本格的に取組に着手してきている印象があります。企業からのお問合せでも、MOSやPC研修を検討するに至った背景を伺うと、『働き方改革の一環で、業務効率を上げるために、まずは社員のExcelスキルを上げたい』という声を聞きます。
「長時間労働の是正」⇒「残業時間の短縮」⇒「時間当たりの生産性向上が求められる」⇒「業務効率化の必要性」⇒「PC(Excel)スキル向上」
という流れを、最近強く感じています。
ICTの導入や、テレワーク、タイムマネジメントなど、長時間労働を減らすための方法は数多くありますが、多くのビジネスパーソンが日常よく使うExcelのスキルを上げることは、社員1人1人、ひいては組織全体の生産性向上を実現するのに有効な方法です。一見地味で当たり前の施策のようにも思えますが、例えばデータ集計をする場合、Excelのデータベースやピボットテーブルに関するスキルを持ち合わせているか否かで、作業時間は大きく変わってくるのです。
また、「一部の社員のみバリバリExcelが使える」ではなく、「全員が業務上必要となるスキルをきちんと身に付けている」というのも大切なポイントです。
『Excelが得意な一部の人に、作業や質問が集中する習慣を変えたい』『時間さえかければ何とかなっている、という状況を変えたい』というのも企業の人事や研修担当者からよく聞く話です。
社員のExcelスキルを標準化する、このことが組織全体のパフォーマンスを高めるには大切です。
さらに最近では新入社員や若手社員にPC操作に慣れていない方も増えています。ネットニュースでも「スマホ世代のPC離れ」に関する記事を頻繁に目にするようになりました。
英語や簿記に加え、これからはPCスキルも企業側から何かしらトレーニングの機会を提供する必要が出てきそうです。
Excelは特別な設備投資も不要で、誰もが普段から使っているツールです。
それだけにトレーニングによって得られる効果はすぐに現場に活かされます。
労働時間の短縮、生産性向上、業務効率化、そのために必要な手段は何か?身近なExcelスキルから見直してみてはいかがでしょうか。MOSやPC研修の実施を通じて、社員の皆さんのExcelスキル向上のためのお手伝いができればと思っています。
(YS)
こちらもおすすめ
資料のご請求や、団体受験、各種サービスについては営業部までお気軽にお問合せください。
株式会社オデッセイ コミュニケーションズ 営業部
TEL:03-5293-1885(平日9:00-17:30)
E-Mail:info@odyssey-com.co.jp