2018/05/30
新年度が始まり、2ヶ月が経過します。先月、都内のある大学で新入生を対象とした「パソコン基礎講座」が開催されました。受講理由に「パソコンが苦手」と回答した学生が全体の8割を占めましたが、講座のなかで、大学の講義やレポート作成に必要なWord、Excel、PowerPointの基本操作に触れることで「パソコンに対する苦手意識が軽減した」いう感想が多く聞かれました。
また、「高校の情報授業で学習したことを思い出した」「苦手だと思っていたが、自分のスキルに自信がもてた」という声も上がりました。2003年に高等学校で情報科目が必修となって以降、高校までの教育課程で基本操作を教わっているにも関わらず、パソコンに必要以上に苦手意識を持っている学生も少なからずいる印象を受けました。
受講後に「他学部の人と話せて、大学生活の不安が和らいだ」「大学の雰囲気を掴むことができ、友人もできて良かった」と報告に来てくれる学生もいて、パソコン機能を習うだけではなく、学部問わず、学生同士が交流できる機会にも繋がったようです。
さて、今の大学生はパソコンよりもスマートフォンやタブレットに触れることに慣れている、スマホが主流の時代に育った世代だと言われています。学生の中には「キーボード入力よりフリック入力の方が速い」と携帯でデータを入力し、レポートを作成する学生もいるようです。
大学生活はスマホで事が足りても、仕事においてはパソコンを使う企業が現段階では多いのが現状です。
社会人になり「学生時代にパソコンを習得しておけば良かった」と自校の学生が後悔しないように、春・夏休みを利用し「Microsoft Office Specialist(MOS)短期集中講座」を開催する大学もあります。講座はMOS取得を目指し、4~5日間で集中的に学習を進めていきます。講座にご興味ありましたら、文教営業部までお気軽にお問合せください。
(YK)
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