2018/12/19
先月末にプライベートで京都に行きました。ちょうど紅葉が見頃で、寺社や街並みなどの景観がとても綺麗でした。時期が時期だけに観光客がたくさんいて、とても混んでいましたが、観光計画を立てる際に、事前に混雑予測などを確認していたので、おおよそ計画通りに巡ることができました。
遊園地などでも混雑予想が行われていたりしますが、過去の来訪・来園者のデータや天気予報など様々なデータから混雑状況の予測を行っているようです。こういった日常生活の中でもデータ分析が役立っているんだと感じました。
現代では多くの企業や団体が大量のデータを保有しています。「データは宝の山」などと言われる通り、上手に活用することで色々なことを知ることができます。近年では更にそこにAIが絡み、多様なサービスが生まれ続けています。
「自分も何かデータ分析をしてみようかな…」
そう思って検索してみても、テキストマイニング、主成分分析、多元配置分散分析…など専門的な用語が並んでいると、手を出すにはちょっとハードルが高い気がしてしまいますよね。
でも、日々の業務を推進・発展させるために出来るデータ分析はたくさんあります。
グラフに近似曲線を追加する、ヒストグラムを作成してデータの分布を見てみる、標準偏差を活用してデータのバラつきを比較してみる、標準化変量からデータの相対性を調べてみる、など日頃の作業にもう1エッセンス加えてみると何かのきっかけになるかもしれません。
実は弊社内で有志の社員が集まって統計勉強会を行っています。日々の業務に活かせることはないかと、統計の理論や分析手法を学び合っています。参加者からは過去のデータを改めて見直してみて、分析を行ってみようと声が挙がっています。
企業や教育現場の職員の皆様も、勉強会や研修会など行ってみてはいかがでしょうか。その際の学習成果の効果測定として、統計検定やビジネス統計スペシャリストへの挑戦をお勧めします。
年末に差し掛かり、師走の名の通り忙しい日々が続くことかと思いますが、来年に向けた準備を進める中で、過去のデータに+αの分析を加えてみると新たな発想が生まれるかもしれません。
ちなみに、データ分析の際は、やみくもにデータをいじるのでは無く「何を知りたいか」を考えることが大切です。そういった設計部分だけでも考えてみてはいかがでしょうか。
(K)
こちらもおすすめ
資料のご請求や、団体受験、各種サービスについては営業部までお気軽にお問合せください。
株式会社オデッセイ コミュニケーションズ 営業部
TEL:03-5293-1885(平日9:00-17:30)
E-Mail:info@odyssey-com.co.jp