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2019年度(平成31年度)新入社員のタイプ

2019/04/10

人材育成

2019年度(平成31年度)の新入社員のタイプが産労総合研究所より発表されました。
それによると今年の新入社員のタイプは「呼びかけ次第のAIスピーカータイプ」だそうです。

『注目のAIスピーカー(引き続きの売り手市場)。多機能だが、機能を十分に発揮させるためには細かい設定(丁寧な育成)や別の補助装置(環境整備)が必要。最初の呼びかけが気恥ずかしいが(オーケー!とか)、それなしには何も始まらない。多くの新入社員はAIにはできない仕事にチャレンジしたいと考えていることをお忘れなく。』(原文ママ)

この春に新入社員を迎え、新人の育成を担当されている方の中にはこの発表に頷かれる方も多いのではないでしょうか。
また、先日の新聞では、入社1~3年目の若手社員対象とした入社後の満足度調査の記事があり、それによると、満足度上位は人間関係(満足81.1%)、勤務地(同79.7%)でしたが、教育・研修制度(同61.9%)、キャリアパス(同59.7%)の満足度はやや低い水準にとどまっていました。

そこからは、仕事を成長の機会としたいと考える若手社員が多く、明確かつ充実したキャリア形成ができる勤務先(企業)を求めている姿が想像できます。若手社員に対しては、仕事の意義や目的をきちんと説明し、褒めて認めるなど丁寧な育成が必要とされているようです。

つい先日、ある企業様の新入社員のPC関連の資格の団体受験を担当させていただくことがありました。会社の方針で事前学習無しの実力のみで受験されましたが、想像に難くなく、皆さん残念な結果となってしまいました。
皆さんが入社早々に、業務への不安やギャップを感じないか、少々心配にもなりました。
今回の受験を自身のITスキルを見つめ直す機会と捉え、たくましく今後のキャリアを築いていってほしいと思います。

少子高齢化の影響で、今後は採用できる新卒・若手社員の数はますます減って行きます。
新入社員のタイプや若手社員の満足度調査の結果から、大切な人材の育成に役立てられる点も多いのではないでしょうか。

(YS)

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