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親子で楽しむプログラミング端末「micro:bit(マイクロビット)」

夏本番、厳しい暑さが続いています。
子供たちの夏休み期間中は、色々な所で子供向け体験イベントが数多く開催されます。
私も、小学校3年生の娘の、夏休み自由研究の課題になりそうな、おトクな無料体験講座はないかと探していましたが、ぐずぐずしている内に目ぼしい講座はどこも満席。娘の課題は今年も、牛乳パックで作る「アイディア貯金箱」になるのかな・・と思っていました。

「Maker Faire Tokyo 2017」へ

そんな時、イギリスのプログラミング教育向けマイコンボード「micro:bit(マイクロビット)」の日本展開に当社も協力することになり、8月5日(土)~6日(日)に東京ビックサイトで開催のモノづくりイベント、「Maker Faire Tokyo 2017」への出展が決まったのです。

「Maker Faire Tokyo」は、自分たちが作ったものを見せたり、売ったりすることができるイベントです。企業だけでなく、個人やグループでも出展でき、あらゆる年齢と様々なジャンルのクリエーターが集うそうです。
これは、夏休みの自由研究の参考になること間違いなし!
早速家族で行ってまいりました。

展示会場は、家族連れを始めとする多くの人で賑わい、ユニークな展示品で溢れていました。風船でできた巨大人形(MFTのキャラクターメイキー君)、プロレスロボット、自動クレープ作りマシン、光る洋服、DIY楽器、ホバークラフト、ストローを使ったオブジェ・・。会場内を、マイコンを搭載したおもちゃの鳥が羽ばたき、ペーパークラフトの骸骨が踊り、自作R2D2やBB8が練り歩きます。
ミニワークショップでハンダづけ体験ができたり、センサー機能を持つ電子タグ搭載のストラックアウト等、体を使って遊ぶコーナーもありました。
Arduino、Raspberry Pi等のマイコンを使った展示も多かったです。
そして、「micro:bit」も、初日のメインステージで講演会が行われる等、とても注目されていました。

「micro:bit」でプログラミング初体験

「micro:bit」は、クレジットカードより一回り小さいサイズの基板にLEDやスイッチや無線通信機能がついて、簡単なプログラミングでLEDを光らせたり、スピーカーを繋げば音を出したりできます。
イギリスでは、これを子供たちに無償で配布し、授業で学んでいるそうです。
日本では、複数の販社から販売されて、当社でも取扱う予定です。

基板をPCにUSB接続し、専用エディターでプログラミングします。 エディターの中には、今注目の言語Python版もありますが、(当社でも今年の6月から「Pythonエンジニア認定試験」を始めました!)今回は子供でも操作できるように、「JavaScriptブロックエディター」で行いました。
ブロックをドラッグで重ねて、点滅するLEDの場所をクリックで指定してプログラミングします。
娘は、ほとんどマウスを使ったことがありませんが、難なく作業していきます。
出来上がったものを実行。
「micro:bit」本体のLEDが、プログラミングした通りに光ります。娘、嬉しそう。
「○」「×」の模様にしたり、アルファベットで名前を表示させたり、「―□―」→「\□/」万歳!としてみたり。たっぷり30分は集中して遊んでいました。

日本でも、2020年から小学校でプログラミング授業の必修化が予定されているので、私もチャンスがあれば、娘にプログラミング体験をさせたいと考えていましたが、親である自分に大したスキルがないので、何から始めたらよいのか良くわかりませんでした。
「micro:bit」は、難しい設定は必要ない為、ハードウェアやプログラミング知識のない親子でも楽しめる、初心者にぴったりのツールです。
学校やパソコンスクールのプログラミング授業の導入部分でも使えそうですね。

帰り道。娘に今日のイベントで何が一番楽しかった?と質問したところ、「プログラミングをしたこと。またやりたい!」と答えていました。本当に?ストームトルーパーになったことよりも?
はじめてのプログラミング体験は大成功だったようです。
「自分で何かを作り出す喜び」は格別なんだと、改めて感じることができたイベントでした。
皆さんもこの夏、「micro:bit」で遊んでみませんか。

(M)

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