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「あいさつ」から考える

先日、会社の同僚と一緒に、日本コンタクトセンター教育検定協会主催の「ビジネスコミュニケーションインストラクター養成講座」に参加しました。その中で、「あいさつ」に関する講習が強く印象に残りました。
小さい子に「元気よくあいさつをしましょう」と教えるのとは訳が違うので、いくら新人向けの研修といえども「あいさつの研修をします」と言われたら、受講者はどう思うのだろう・・・と思ったのです。
自分自身、「どうしてあいさつが必要なのか」ということを、当たり前すぎて、ここ何年も(いや何十年もしくは一度も)考えたことがなかったので、正直、戸惑いました。一方で、あいさつの研修をわざわざ設けるということは、それだけできてない人が多いということなのか、と複雑な気持ちになりました。

参加者であいさつの必要性や大切さを考えた後に、受講者に納得してもらうためにということで、
講師がいくつかのあいさつの例を見せてくれました。それを見ていて、私も若かりし時、上司に怒られた翌朝は、こういう態度(声を出さずに頭をちょっと下げるだけで席に着く)を何度かしてしまったことがあったなぁ、と反省。上司には印象悪く見えていただろうな、と思いました。「自分はきちんとやっているつもりでも相手から見たらやっているように見えない」というのは、こういうことだな、と納得です。講師は見事に私を納得させ、元気よくあいさつをしようと思わせてくれました。あいさつの研修を通して、相手に理解・納得してやってもらう(教える)ことの大切さも改めて学びました。

ちなみに、今回使用したテキストは、コンタクトセンター検定試験のエントリー資格の公式テキストにもなっており、比較的手頃な価格(税込1,620円)で購入できます。
あいさつや電話応対などのビジネスコミュニケーションは、コンタクトセンターだけでなく、お客様対応に関わるすべての部署で必要な内容かと思います。現在、新人教育を担当されている方や、来春の新入社員の指導を予定されている方にも、おススメです。

(I)

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