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主体的な学習

2017/09/13

人材育成

今年の夏は、雨が多かったせいか、夏らしい日差しを感じられる日が少なく、太陽とは無縁のインドア派の私でさえ、少し物足りなさを感じました。
9月になり、新学期も始まりましたので、ここで気持ちの区切りをつけ、新たなスタートを切ったところです。
私は、法人(一般企業)のお客様を担当しており、企業内の資格奨励制度や昇格要件に弊社の資格を活用いただいている人事や教育・研修の担当者の方とお会いする機会があります。皆さん、この時期は、10月の内定式を控え、内定者教育の準備で忙しいようです。

仕事柄、日頃から「効果的な学習」について考えることが多いのですが、先日TEDのサルマン・カーン氏の「点数ではなく身に付けることを目指す教育」というタイトルが気になり、視聴しました。

▼「点数ではなく身に付けることを目指す教育(サルマン・カーン)」TEDより
https://www.ted.com/talks/sal_khan_let_s_teach_for_mastery_not_test_scores?language=ja

サルマン・カーンは、カーンアカデミーを設立し、You Tubeで無料の講座を配信していている方です(私は、数年前に、反転授業やJMOOCが話題になった時に、はじめて知りました)。

共感したのは、学ぶ時期や期間を固定するのではなく、個人の能力に応じて習得するまで学び続ける「完全習得学習」の考え方についてです。
社会人になると、学生時代に比べて「学び」に強制力がなくなります。大人になってからの学習には相当な忍耐力が必要だと思っているのですが、カーンがいう「時間をかけても、自分のペースでわかるまで習得していくこと」は理想的な学習法だなと感じました。また、継続的に学びの機会を持つことで、知識だけでなく、主体性や忍耐力も身に付く点もよいなと思いました。
この秋、私もなにか新しい学びをはじめて、新しい知識や忍耐力を身につけたいと思っています。

(I)

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