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最近の若者はパソコンが苦手?

9月も残すところあとわずか。
来月には内定式を控えている企業様も多いのではないでしょうか。

新卒採用活動がひと段落してから内定式を迎えるまでは、内定者教育(入社前教育)について企業の人事・教育担当者と教育プランの打ち合わせが多い時期でもあります。

そんな中、最近複数の研修担当の方から「最近の新入社員はキーボードが使えない」「ブラインドタッチができない」という声を聞き、若者のパソコン離れを実感しました。

確かにここ数年の新入社員研修を見ても、「パソコン苦手!」と仰る方や、キーボード操作がおぼつかないなど、パソコンそのものに慣れていない方が増えている印象があります。
中には自宅にパソコンを持っていないという方も珍しくありません。

先日、弊社にも大学インターンシップ生の方が職場体験に来られていたので聞いてみると「タイピング、苦手です」とのお返事。
学校の情報の授業でタイピングゲーム(出てくるワードをタイプしてより沢山のお寿司をゲットする内容)をやったことがあるが、自分も友達も思った以上に良い成績は出せず苦労した。さすがに1本指でタイプする人は見かけないが正しいホームポジションで正確に早くタイプできている人は少ない、とのこと。
「パソコンが使えないと課題を提出するにもすごく時間がかかってしまうので、パソコンを上手に使えるようになりたいです!」と仰っていました。

今の10~20代はスマホで最初にネットに触れる「スマホネーティブ」世代とも呼ばれています。
スマホのフリック入力はできるがキーボードは使えない、LINEやTwitterの短文に慣れているため正しいビジネス文章がかけないなど、社会人になってから困るケースもあるようです。

恐らく今の若者も、トレーニングさえすれば、それほど苦労せずスキルは身につくと思います。
ただ、全ての人が十分なトレーニングを受けられる機会があるわけではなく、中には自身のスキルの低さに気づかないまま入社を迎える方も多いのではないでしょうか。
反対に、内定期間中に自主的にパソコンスクールに通ったり、大学のMOS対策講座を受講するなど、入社に向けて準備をされる方もいらっしゃいます。

内定期間中は、自分のペースでしっかり学習できる点が良いところ。
内定者の皆さんがパソコンスキルを身に付けて入社後活躍できるよう、研修や資格取得を通じてお手伝いができればと思っています。

(YS)

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