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学生のスキルと社会で求められるスキルのギャップ

今年も9月に、インターンシップの受け入れを行いました。

例年、複数部署に分かれて業務体験をしてもらっています。営業部には3名の大学生が1週間参加してくれました。

営業部でのインターンの主なプログラムは、情報収集、データの入力(Excel)、発表資料の作成(PowerPoint)、営業訪問同行などの普段営業社員が行っている業務。 最初は、かなり緊張した様子でしたが、徐々に職場の雰囲気にも慣れはじめ、社員への積極的な質問や学生同士の交流も増えていきました。

今回のインターン生を見ていて印象に残った事がありました。

・パソコンを使用する機会があまりない、キーボード入力が苦手
大学の授業等でデスクトップ、ノートPCを使用する事もあるそうですが基本的にスマホ、タブレットで事足りるそうです。キーボードよりもフリック入力に慣れているので、キーボードを使っての入力作業に少々手間取っていた印象です。

・固定電話は使用したことが無い
スマホ以外で電話をする機会はほぼ無いそうで、電話する際も事前にSNS等で確認してから電話をかけているそうです。

そのため営業電話や顧客対応としての電話対応をインターン期間内に体験してみたいと話していました。

・メールを使用する機会が少ない
普段からSNSを使って要件のみ送ることが多く、メールでのコミュニケーションに慣れていない印象でした。
CCやBCCの用途や、ビジネスメールの基礎についても学習してもらいました。

インターン生に限らず、多くの学生に当てはまるのではないでしょうか。
パソコンやビジネスマナーなども研修や講座を受講しているそうですが、学生生活で必要がないことについては、なかなか実践する機会も少ないのかなあと感じました。 今回のインターンシップが自身のスキルを見直すきっかけとなり、資格取得などを通じて、将来活躍できるだけのスキルを身につけてもらえたらと思っています。

ちなみに電話対応についてはコンタクトセンター検定試験のエントリー資格、 メールやITリテラシーに関してはIC3という資格で勉強することができます。 インターンに参加した学生に紹介したところ、就職活動前に勉強して受験しますと言っていました。

学生の皆さまが社会人になったときに、「学んでおけばよかった」ではなく「学んでおいて良かった」となるように、様々な資格試験を通じて我々も応援していきたいと思います。

(T)

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