人生100年時代の人材育成　～データ分析実務スキル検定（CBAS）リリースしました～

2020/03/11

人材育成資格の活用/事例

「人生100年時代」とよく耳にするようになりました。海外の調査によると、2007年時点で「20歳の人は100歳以上、40歳の人は95歳以上、60歳の人は90歳以上生きる確率が半分以上ある」^*1との推計が出ています。また内閣府の調査では、現在仕事をしている高齢者の約4割が「働けるうちはいつまでも」働きたいと回答しているそうです。みなさんは何歳まで仕事を続けるイメージをお持ちですか。

企業の人事関連の部署では、定年の見直しや再雇用制度の整備に取り組まれている真っ最中かと思います。このテーマは、定年間際のかただけでなく、全世代がいつかその「当事者」になります。長く働き得る人材でいてもらうために、企業としては社員の方々に学び直しの機会を提供し、それぞれの知識のアップデートを促し続けていく必要性が今後より増していくことが予想されます。

そのような中、先月末新しい資格試験「データ分析実務スキル検定(CBAS)」の配信が開始となりました。私はこの資格こそ、人生100年時代に突入したいま目指すべきスキルだと感じています。

CBASは、厚生労働省が発表した「基礎的ITリテラシーの習得カリキュラムに関する調査研究報告」に基づき、株式会社データミックスが「第4次産業革命下で求められる人材像」を掲げ、データ分析に携わる業務に就く人に向けた検定として設立されました。

今回リリースされたのは、プロジェクトマネージャー級。
この資格を取得することで、データ分析プロジェクトにおいてデータサイエンティストやエンジニアとコミュニケーションする際に必要な基礎知識を有していることが証明できます。

データ分析はチームで遂行する時代です。社内外を問わず、ワンチームとなって課題の解決にあたるケースが多いことでしょう。そのようなプロジェクトを円滑にすすめるために、このCBASの知識が役立ちます。

オデッセイコミュニケーションズはCBASの他、統計やデータ分析に関する各種資格試験を提供し、様々な企業の人材育成にお役立ていただいております。

データを活用できる人材の育成に向けて、まず何から取り組んだら良いのか分からないという企業のみなさんには、ぜひ「ビジネス統計スペシャリスト」をおすすめします。身近な表計算ソフトであるエクセルを使い倒し、データ分析まで行う基礎知識を得ることができます。

人生100年時代の人材育成に、新しい資格試験をぜひご活用ください。

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*1 リンダ・グラットン／アンドリュー・スコット (2016:18)『LIFE』東洋経済新報社

（KS）